2022.07.09
冷房との付き合い方
ウツミ工務店 営業の武山です。
今回は冷房の仕方についてです。
今年は記録的早い梅雨明け。夏真っ只中といった様相ですね。
宮城の場合、少し前までは1階と2階の窓を開けておけば(パッシブ型の間取りであればなおの事)快適に過ごせた時期も多かったのですが、昨今はそうも言っていられない状況です。
こんな季節は、高気密高断熱住宅の有難さを実感できる季節でもあります。
高気密高断熱住宅の良さは何も冬の暖かさだけではございません。
最近はどちらのメーカー、工務店さんも昔の住宅に比べれば高気密高断熱になっていますが、その性能はピンからキリまで幅があります。
その地域にあった断熱施工(出来れば少しスペックを引き上げた)は考えておきたいですね。
冷房の方法ですが、特に断熱性能の高い建物の場合は半日程度の外出時でも冷房を切らないことです。(私の場合は1日不在でもエアコンは付けぱなしですが)
室内空気の温度より「床」、「壁」、「天井」の温度をいかに保つかが重要です。
一度暖まってしまった「床、壁、天井」を元に戻すのに電気代もかかります。
それでも電気代が気になる場合は自分たちが快適と思われる設定温度から不在時
2~3℃エアコンの温度を引き上げて頂ければよろしいかもしれませんが、
いずれにしてもエアコンを完全に切ってしまうのはお勧め致しません。
上記はあくまでも外の環境が不快な時(ムシムシ暑くて耐えられないなど)です。
高気密高断熱住宅だからと言って、常に締め切ってお住まいくださいということではありません。
外の環境が良い時はエアコンを切って窓を開け、季節を感じながら生活したいものです。
今回は冷房の仕方の話でした。