2023.10.11
物価高騰の中で諦めない家づくりのポイント!
こんにちは、営業の武山です。現在、飲食物、ガソリン代など、あらゆるものの物価高騰を実感している時代です。さらに、住宅価格もウイルスの世界的な流行、海外からの資材の供給遅延、ロシアウクライナ戦争の長期化と円安などの影響で大幅に上昇しています。数年前と比較して、住宅の価格は2~3割も高くなっています。
この状況を聞くと、家の購入や建設を諦めてしまいたくなるかもしれません。「もう少し待てば価格が下がるのでは?」と考えがちですが、戸建住宅に関してはあまり期待できないかもしれません。過去の例からもわかる通り、価格が上がる一方で下がることはほとんどありません。
それにもかかわらず、多くの人々は購入や建設を控えていません。私の実感として、10年前のお客様は4人家族向けに4LDK(ご夫婦の寝室8~10畳、子供部屋6~8畳が2つ、6~8帖の和室など)で平均38坪~42坪のプランを希望されることが多かったです。しかし、最近の方々は4人家族で30坪~34坪程度の住宅を希望されることが増えています。
以前は部屋数や広さを漠然と考えていましたが、最近の方々は本当に必要な部屋や広さ、スペースの使い道、必要な設備、効率的な動線を真剣に考え、賢明に選択される傾向があります。単価は高くなりましたが、結果的に総予算は昔とあまり変わらないことが多いです。この賢明な選択が重要です。
「衣食住」の住環境は、生活スタイルによって異なりますが、家賃やローンの返済は共通の問題です。賢く、無駄なく、効率的に考えることが必要です。特に、建築においては、建物の性能や使用設備によって、各種補助金が充実しています。場合によっては、200万円以上の補助金を受けることも可能です。これらの補助金を賢く活用し、建設を進めましょう。
「住まい」の問題は避けられません。しかし、これを解決すれば生活スタイルが決まり、将来の経済的な安定につながります。先行き不透明な時代だからこそ、まずは「住まい」について真剣に検討してみることをお勧めします。